
カリフォルニアにあるリバモアという街に住んで、インターンシップをしました。
住んでみると、ここは本当に良い街でした。インターンで訪れる人も多い街なので、暮らしの記録を残しておこうと思います。これから来る誰かの役に立てば嬉しいですし、自分の思い出の記録としても。
リバモアという街
北カリフォルニアにある郊外の街です。自然が豊かで、治安も良く、暮らしやすい環境が整っています。ワインの産地としても知られていて、広大な葡萄畑が広がる景色はとても美しいです。
そして、天気が本当に良い。北カリフォルニアなので、特に夏のあいだはほぼ毎日晴れていて、雨が降ることはまずありません。予定を天気で諦める、ということがない土地でした。
- 場所
- 米国カリフォルニア州・ベイエリア東部
- サンフランシスコ/シリコンバレー
- 車で1〜1時間半
- ヨセミテ国立公園
- 車で3〜4時間
- 最寄りのBART駅
- 隣町の Dublin/Pleasanton
主要な都市から近いのが、この街の良いところです。サンフランシスコやシリコンバレーへは車で1時間から1時間半ほど。BARTという鉄道が隣町まで通っているので、車がなくても空港やオークランド、サンフランシスコへ出られます。
郊外とはいえ、生活に必要なものは問題なく揃います。ダウンタウンのすぐ近くに Trader Joe's があり、Lucky や Safeway といったスーパー、Walmart や Target のような大型店も、どれも車で10分ほどの距離です。
車がなくても暮らせるか?
結論から言うと、暮らせます。リバモア市内にはバスが走っていて、だいたいどこからでもスーパーやダウンタウンへ簡単に行けます。大きな渋滞がほとんどない街なので時間もかなり正確で、平日は20分に1本ほど。一時的な滞在で車がなくても、生活に困ることはないと思います。もちろん必要なら Uber も使えますし、滞在する場所によっては、そもそも徒歩圏内にお店があることも多いでしょう。
とはいえ、車があったほうが便利なのは、アメリカのどの街でも同じです。レンタカーなどを借りられるのであれば、強くおすすめします。
ダウンタウン
First Street を中心とする一帯がダウンタウンです。カフェやレストラン、ショップが並び、週末には地元の人たちで賑わいます。
家族が滞在しているあいだは、ほぼ毎晩ここへ来ていました。散歩をしたり、夕食を食べたり。いちばんよく通った場所で、いちばん思い出に残っている場所でもあります。


交差点には噴水と広場があります。子どもたちが毎日この水場のまわりを走りまわって、びしょ濡れになりながら、とても楽しそうにしていました。噴水の近くのベンチに座って、ゆっくり時間を過ごすのもいいと思います。
夕方になると、そこかしこのベンチが埋まりはじめます。犬を連れた人、仕事帰りらしい人、アイスクリームを持った子ども。特に何をするでもなく、日が落ちるまでその景色を眺めているだけで、いい時間でした。
ダウンタウンでの食事
- First Street Alehouse — 大きなアメリカらしいハンバーガーと、さまざまな種類のビールが楽しめます。
- Sauced BBQ & Spirits — リブやステーキなどのバーベキュースタイル。とても美味しかったです。
- 1st Treat Yogurt — フローズンヨーグルトを自分でカップに入れて、トッピングを選ぶお店。量も自分で調整できるので、子どもには間違いなく楽しい場所です。

そして、いちばんお世話になったのが Meadowlark Dairy というアイスクリーム屋さんです。地元の人に人気で、週末には行列ができるほど。外のテラス席にはいつも誰かが座って、アイスクリームやドリンクを楽しんでいます。愛されているお店だな、という感じがします。

フレーバーの種類が多くてどれも美味しいのですが、それだけでなく、安くて、そしてとても大きい。当時は small が3.5ドル、large が4ドルでした。一人で食べきるには大きすぎるかもしれないので、シェアするのもいいと思います。
本当によく通って、お世話になったお店でした。
車で行くときの駐車場
ダウンタウンの中心のすぐ横、歩いて1分もかからない場所に、大きな無料の駐車場がいくつもあります。どこも十分なスペースがあるので、車で行っても困ることはありません。


アウトレット

車で10〜15分ほどの距離に、SAN FRANCISCO PREMIUM OUTLETS という大きなアウトレットモールがあります。名前にサンフランシスコとありますが、実際にはサンフランシスコよりもリバモアのほうがずっと近い場所にあります。バスも通っているので、車がなくても問題なく行けます。
買い物が好きなら、言うまでもなく最高の場所です。ニューバランスやコンバースといったアメリカのブランドの靴や服が、アウトレット価格で買えます。ディズニーのアウトレットもあるので、ディズニーが好きな人や子どもたちには楽しい場所だと思います。

ただ、アウトレットと聞くと買い物のための場所と思うかもしれませんが、リバモアに滞在するなら、食事やカフェのために行くのもおすすめです。レストランやパン屋、カフェが本当に多いので、入ってみれば気に入る店が必ず見つかると思います。日本食のお店もあります。
EVチャージャーも多く設置されているので、充電をしながら食事、という使い方もできます。とても頻繁に通った場所のひとつです。
ワイナリー

リバモアには数多くのワイナリーがあります。ほとんどが中心部から車で5〜20分の距離にあり、どこも美しく、ワインと景色を楽しむことができます。滞在中の楽しみのひとつだと思います。
私は子どもたちと Wente Vineyards に行きました。ゴルフコースも併設された非常に大きなワイナリーで、景色も最高でした。その絶景を眺めながら食事ができるレストランがあり、朝食とランチをいただきました。
自然のなかで

リバモアの周囲には広大な丘が広がり、川や湖もあります。ハイキングやピクニックを楽しめる場所は多いのですが、特に有名なのが Del Valle Regional Park です。
中心部から車で20分ほど。あの街からこの距離とは思えないほど、自然が豊かで美しい場所です。東京に住んでいる私たちにとっては、かなり驚く経験でした。
広大な敷地ですが、入場して進むとすぐに駐車場があります。そのまわりには湖が広がっていて、ビーチになっていて、泳いだり、ボートに乗ったり、釣りをしたりできます。トイレや売店もあるので、ハイキングやピクニックの準備を始めるのにちょうどいい場所です。
ハイキングは適度な坂道で、運動になります。丘の頂上まで行くととても素晴らしい景色が広がっていて、子どもたちも楽しんでいました。バーベキューのための場所も複数用意されていて、木が多く生えているので日陰になっていて、ビーチのそばでするバーベキューは最高でした。

ボートで湖を進んでいると、対岸に鹿が下りてきているのが見えました。街から20分の場所にこういう景色があるというのが、やはり不思議な感じがします。
ファーマーズマーケット
リバモアでは毎週木曜と日曜にファーマーズマーケットが開かれます。地元の農家や生産者が、新鮮な野菜や果物、パンやチーズを売っています。フードトラックも数多く出店していて、いつも賑わっています。
木曜はダウンタウンの First Street で、夕方8時ごろまで。芝生の広がる広場で開かれるので子どもも多く訪れて、のどかな雰囲気のなか、とても心地よい時間を過ごせます。私はほぼ毎週木曜の夕方に行って、美味しい果物を買いながら芝生でゆっくり過ごし、帰りに Meadowlark Dairy でアイスクリームを食べて帰りました。
日曜は出店数が多く、お客さんの数も多いので、とても賑やかです。夕方には閉まってしまうので、日中の買い物や食事に。


公園と遊び場

アメリカの郊外の街の例に漏れず、neighborhood park がたくさんあります。どこも遊具が新しく、芝生もよく整備されていて、子どもが遊ぶにはとても良い環境です。ピックルボール用のコートが整備されている公園も複数あり、何度か遊びました。
なかでも May Nissen Park はリバモアのなかでも特に大きく、遊具も充実しています。大きな花の形をした日よけが立っていて、地面も一面カラフルに塗り分けられています。子どもたちは飽きるということがありませんでした。
公園以外にも、子どもが楽しめる場所はあります。Peek-a-Boo Factory と Lost Worlds という室内の遊戯施設があり、子どものエネルギーを発散させるのにとても良い場所です。
また、私たちは行く機会がありませんでしたが、近隣にはウォーターパークが複数あります。Dublin にある Dublin Wave Waterpark は特に大きく、子ども用のプールやスライダーがあると聞きました。夏の暑い時期にはとても楽しめる場所だと思います。
ヨセミテ国立公園
これは本当に、リバモアでの最高の思い出のひとつです。
ヨセミテはアメリカの数ある国立公園のなかでも常に上位に挙げられるほど美しい場所で、世界遺産にも指定されています。リバモアからなら車で行けますし、近くの街からバスツアーも出ています。リバモアに来たなら、これは絶好の機会だと思います。
アメリカは広大な土地なので、他の都市からヨセミテへ来ようとすると、容易に10時間以上、場合によっては数日かかることもあります。リバモアからは車で3〜4時間。それでもまだ距離はありますが、他の都市から行くよりはずっと近い。


とても広大で、見どころもたくさんあります。余裕があればぜひ行くことをおすすめします。本当に美しく、ここでしか感じることのできない自然の雄大さがあります。人生において、一度は訪れるべき場所だと思います。
谷を歩いていると、木々の切れ間から突然こういう岩山が現れます。写真では、あの大きさはうまく伝わらないのですが。
足をのばす
Dublin と Pleasanton

リバモアの隣にある街です。どちらも車で10分ほど。ショッピングモールやレストラン、カフェが充実していて、生活に必要なものを揃えるのに便利な街です。
BARTの駅があるのもこの2つの街で、ここからサンフランシスコやオークランドといった主要な場所へ出られます。高速道路の中央を電車が走っているので、車で通りかかると、翼のような屋根の駅舎がよく見えます。
サンフランシスコ

車で1時間から1時間半ほど。よく知られている通り観光地としても有名で、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島、フィッシャーマンズワーフといった場所があります。坂の街としても有名で、ケーブルカーや坂道の景色も楽しめます。行った場所をいくつか紹介します。
Pier 39 とフィッシャーマンズワーフ

Pier 39 は観光名所のひとつで、ショップやレストラン、アトラクションが集まるエリアです。桟橋には野生のアシカが集まっていて、日光浴をしている姿が見られます。数が多く、鳴き声もかなりのもので、遠くからでもそこにいるのがわかります。
歩いてすぐのフィッシャーマンズワーフには、シーフードレストランやお土産屋さんが立ち並んでいます。
Twin Peaks
丘陵地帯にある展望台です。サンフランシスコの街並みや、ゴールデンゲートブリッジ、ベイブリッジを一望できます。大都会を見下ろす絶景スポットです。

Palace of Fine Arts

1915年のパナマ・パシフィック国際博覧会のために建設された建物です。美しい建築様式と庭園が特徴で、ピクニックにもとても良い場所でした。
池のほとりの芝生に座って、買ってきたものを食べる。それだけのことなのですが、目の前にこの建物があるというのが贅沢でした。博覧会のためだけに建てられたものが100年以上残っている、というのも不思議な感じがします。
オークランドとバークレー

車で30分ほど。どちらもかなり大きな街なので、できることは多いのですが、滞在中に訪れたのは次の場所です。
オークランド動物園。 多くの動物を見ることができますし、ゴンドラがあるので、乗って移動しながら景色を楽しむこともできます。敷地はそれほど広くないので、移動に疲れることも、時間がかかりすぎることもなく、ちょうど楽しみやすい規模です。子どもを連れて行っても疲れすぎません。丘の上にあるので、動物の向こうにオークランドの街が見えるのも面白いところでした。
UC Berkeley。 美しいキャンパスで、歴史的な建物や庭園を散策することができました。お土産も買えます。
そのほか

リバモアで人気のステーキハウス、Cattlemens も、お気に入りの場所のひとつでした。
リバモアは北カリフォルニアのベイエリアにあるので、行き先は他にも数えきれないほどあります。たとえばシリコンバレーには、スタンフォード大学や多くのテクノロジー企業があり、博物館なども充実しています。興味があれば、週末に訪れてみるのも良いと思います。
時間に余裕があれば、南に行けばロサンゼルスもあります。休日にディズニーランドへ、ということも可能です。
おわりに
リバモアでは、本当にたくさんの思い出ができました。お世話になった皆様、ありがとうございました。
できるだけ早く、また戻ってきたいと思います。